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Omotenacism for women女性のためのオモテナシズム

勉強好きは良いけれど~女性の活躍を阻む習慣③➃⑤~

2018年12月12日

㉒女性girl-2618562女性は勉強が好きです。

そして資格を取るのが好きですね。私の周囲にもたくさん資格を取って、もう十分プロフェッショナルなのにさらに資格に挑戦する女性ががくさんいます。

また新しい仕事に取り組むとなると、まず、専門知識がないことを心配して勉強から入ろうとします。

 

そもそも子供の頃から、男の子と女の子では成績が良いのは女の子です。偏差値が高いのも女子の多い学部で、だから昨今の医学部では不正を行って男女比を調整していたのでしょう。

一つの理由として、女の子は真面目に取り組んでいると「おりこうさん」とほめられますが、男の子は少しやんちゃな「いたずら坊主」のほうが可愛がられたりするのも影響しているのかも知れません。

 

女性の活躍を阻む習慣の③から⑤はここに影響します。

③ 専門知識を重視しすぎる

➃ 人との関係を活用しない

⑤ コネクション作りをしない

 

女性がビジネスで自信がないときにあげる理由に「専門知識が乏しい」「経験がない」。

新しい仕事を与えられたり、異なる職場に異動するとまず、「業務をひととおり覚えよう」とします。

そうしないと不安でたまらないのです。ちゃんとした仕事をしたい、馬鹿にされたくない、それは前向きで真面目な思いから生まれています。

一方、男性は仕事を上手く進めていくためには、人との繋がりが重要だと捉えます。その組織で影響力のある人は誰なのか、どういう関係を築いておくと自分が有利になるのか、まずは関係を作るところから始めます。

 

実は男性より女性の方が、深く人と付き合うことが得意です。知らないうちに顧客企業の担当者と良い関係を結んで家族のことや趣味に至るまで個人情報を持っているのは女性です。

しかし、女性はその関係性を個人的なものに留めようとします。仕事と関係ない場で良い関係を結んだのに、それを仕事のためだったと思われたくない、利用したと思われたくない、と考えるからです。

政治的な動きはしたくない、という想いもあります。

男性は、学校の後輩や先輩、あらゆる人脈を利用することを悪いとは思っていません。なぜなら、自分も彼らに返す気持ちを持っているからです。

一方、女性はしてもらったことと、自分がビジネスで下す判断とは別にしたい、何かをしてもらったからその人をひいきにするなんて正しい判断ではない、と考えます。

あくまでフェアでありたい、と女性は潔癖症です。

また、自分に自信がない女性は「私には返せるものがないからお願いも出来ない」と頭から自分を過少評価して返す努力をしようとしません。

人と人を繋ぐことは、本当は女性がもっとも得意とすることなのですが。

 

いつまでも勉強し続けても、自分が思う完璧な知識など手には入らない。

ビジネスは、「知識」以外に「コネクション」「影響力」「地位」で動くことに女性は理解したいですね。

(YK)