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Columnコラム

自分らしさをブランドにしよう

2021年1月12日

シャネルNO5いつも他人にゴールを明確にすること、ビジョンを持つことの大切さを説いている私ですが、今年はどうも自分自身のビジョン、そしてチェックリストが作成できずにいます。

昨年はコロナに振り回され、時間的な余裕はあったはずなのに気持ちが急いて、むしろ先手先手を打たなければと、とても忙しく、日々、緊張しチャレンジし続けて疲れてしまったのかも知れません。年末からお正月明けまで、ただただ読書と映画やテレビ三昧で怠けました。

 

そんな中で読んだ「ライフスパン老いなき世界」という本。最先端科学とテクノロジーの本で私には半分以上理解不能、正直なところ、ちんぷんかんぷんな部分が多かったのですが(笑)、かろうじて読み取ったメッセージは「老化」は病状のひとつとして治療が可能になり、120才くらいまではぴんぴんと元気でいられる世界がすぐそこまで来ているということでした。

長生きの懸念事項はクォリティオブライフがいつまで保てるのかということですが、その心配がなくなるのですから他人に迷惑をかけず悪いことではありません。

 

ちょうどその本を読んだ後に観たテレビ番組が「徹子の部屋」でした。その日の番組の中で黒柳徹子さんは90代で「徹子の部屋」を続けることが楽しみだし、続けられない日が来ることを想定していないと言っていました。

私の思考の枠が取れた瞬間です。

 

実は、昨年一年、私は自分の年齢に危機感を感じていました。私のような仕事をしていると、クライアントと私の年齢差は広がっていく一方です。年齢差があることで、納得感のあるコーチングや研修は提供できないのではないかという不安を感じ始めていました。いつまでこの仕事が出来るのだろうか。ギャップを埋めるためには何をするべきだろうか。

先輩風や上司風を吹かして時代がずれたアドバイスをしている年輩男性をちらほら見かけることもあり、ああはなりたくないし、どうしたら自分は時代の最先端にいてクライアントに寄り添うことが出来るだろうか・・・・

 

クライアントにはビジョンを作成してもらうために、○年後にはどうありたいか、という質問をよくします。それは大切なことなのですが、どうしても私たちは、○年後ではなく、○才までに、という目標を考えがちです。○年後=○才ととらえがちです。しかし、それが自分への年齢の縛りになっていないでしょうか。

若い世代であっても、定年になったらのんびりしたいというように漠然と年齢を区切りに考えている人は大勢います。

誰もが、年齢というステレオタイプに囚われずに生きることは難しいのかも知れません。しかし、100才以上まで元気でいられると考えれば、取り払ってしまってもいいですよね。

 

とはいえ、多くのタレントが消えていく中、黒柳さんが継続しているのは彼女自身の確固としたブランドがあるからです。ブランドとは、すぐに作れるものではなく、コツコツと日々積み上げた結果です。

年齢のステレオタイプに囚われず活躍するためには、自分のブランド強化が必要である!という私の新年の気づきが生まれました。今ごろですか、と笑われそうですね。

 

さて、ブランドとはなんでしょう。ラグジュアリーブランド3社に勤務していた経験から、どのブランドにも共通する条件は5つありました。

 

1.歴史と伝統。受け継がれていく技術や品質があるか

2.品質。択一した最高の物を提供しているか

3.イノベーション。革新を起こしているか。オリジナリティがあるか

4.ストーリー。他人に語れる物語・思いを持っているか

5.スタイル。人目でそれだと分かる「らしさ」。共感を持たれる個性があるか

 

1の歴史と伝統は後からついてくるものですが、ひとつの仕事をコツコツと継続していくことは、歴史を作ります。

そして2から5は、今から意識することで作っていくことが出来る要素です。

自分の仕事の品質は最高を目指しているか。

自分ならではの新たな提案やアイデアを生み出しているか。

他人に熱く語れる思いを持っているか。

共感を持たれる自分のスタイルを持っているか。

 

「自分らしくありたい」という言葉を私は多くの女性から聞きます。自分らしくありたいと願うのであれば、是非、考えたいポイントばかりです。

「自分らしさ」は他人に伝わっているだろか、他人の共感を得ているだろうか、ブランドはリーダーシップに繋がる人を動かす力にもなるのです。

 

1月10日はココ・シャネルの命日でした。彼女が亡くなって50年ですが彼女が世に送り出したものは継続しています。

「ファッションはすたれるがスタイルは残る。スタイルは永遠」ココ・シャネル。

 

こんな時代だからこそ、自分のコアに戻って自分のブランドを考えてみましょう。

 

参考図書:

「ライフスパン 老い亡き世界」デビッド・A・シンクレア著 東洋経済社社

「ステレオタイプの科学」クロード・スティール著 英治出版

(YK)

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こんな時だからこそ心穏やかに

2021年1月7日

瞑想ろうそくコロナウィルスの拡大とともに始まった2021年。こんな時代だからこそ冷静に心穏やかに過ごしたいものです。

 

昨年、私が新たな習慣として取り入れたのが座禅でした。かなり緩い自己流なので座禅と呼べるのか、瞑想なのか、時間があるときは朝、そして毎晩、眠る前、10分ほど半分目を閉じて数を数えて呼吸を整えるだけ。しかしこれがなかなか安眠効果をもたらし、気持ちを落ち着けてくれます。やっている方は、今、多いですよね。

 

とはいえ、なかなか10分間、心を空にして今ここにある時間に集中するのは至難の業です。

そこで出会ったのが和ろうそくを使った瞑想。新年の仕事始めに試してみました。

ろうそくをともして、目はとじずにじっと炎の動きを観察します。炎が美しく上へ上と揺れ動き、しかし少しづつ足元は解け始め、だんだんと炎の大きさは小さくなっていきますが、色はさらに美しく力強い朱色に輝きます。消える前、一瞬、青い炎を出し、一筋の煙が私の方へと向かってきました。微かな、ごく微かな、ろうそくが崩れ落ちる音も聴こえました。

人間の一生をろうそくに例える意味が分かりました。

 

こんなに一生懸命、何も考えず目の前にあるものを眺めた経験も久しぶりです。子供の頃にはいつも、目に入るものを夢中で眺めていたはずなのに、大人になったら忘れてしまっていたようです。

子供の頃は邪念がなく、常に、今ここに集中していたことに気づきました。

 

今年は、何が起きようと自分の時間は終わりに向かって常にろうそくのように燃え続けていることを意識していきたいと思います。

目に写るものを先入観を持たずに見たいと思います。そうすれば、自然と自分にも他人にも優しくなれるかも知れません。

 

皆様が苦難に振り回されず、優しい気持ちで過ごせますように。種類瞑想ろうそく3

(YK)

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