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Columnコラム

品格は顔に出る

2019年6月9日

人望が集まる人の考え方ビジネスのパーティや交流会で、初対面で名刺交換をするといきなり自分が何をしているのか一生懸命アピールしてくる、そしてこちらについて知って自分にあまりメリットがなさそうだとすると、すっと離れていく。そういう人いますよね。

何かしら自分が得ることを期待して参加しているのだから、無駄な人とは話したくないと思っているのでしょう。

でもそんな態度の人は、誰であっても好印象を持ってもらうことが出来るでしょうか。

 

「相手に好印象を与えたいなら、自分のすごさをひけらかす必要はない。相手に感銘を与える最も効果的な方法は、自分が相手に感銘を受けたことを伝えることだ」

心理カウンセラーのレス・ギブリン氏は「人望が集まる人の考え方」で初対面で犯す失敗に自分を「すごい」と思ってもらいたいばかりに相手を認めない傾向を指摘しています。

自分だけでなく、人は誰でも自分を認めてもらいたい承認欲求を持っています。

自分の話を聞いて共感し受け入れてくれる相手は、良い人だと誰でも感じます。良い人だと感じてもらえれば、もしかすると直接的なビジネス関係は自分とはなくても、他の人と繋げようという気持ちに人はなるものです。

 

人の価値を自分にメリットがあるかどうかで判断する、自分に得かどうかだかだけで見ている人は、顔つきまでギラギラしています。

世界で最強の富と力を持っている大統領が、日本の皇室や英国のロイヤルファミリーと並んだとき、それは歴然と表れていましたね。

品格とは、家柄や育ちだけではない、人に対する尊敬の念を持つ姿勢の表れではないでしょうか。

(YK)