良い習慣は捨てられない
2020年4月24日
緊急事態宣言が出されている中、買い物に行くだけなのに戦場へ出かけるような気持ちでマスクをつけ武装。気を使います。
しかし、エレベーターでは「背中合わせで立ちましょう」と言われても、知り合いがいればついつい挨拶してしまったり、混雑しているから一台待とうと思っているのに、中にいる人は「開」ボタンを押して待っていてくれたり、日ごろの習慣はなかなか捨てられません。
コンビニやスーパーでは、現金のトレイが置いてあるのにまだ手渡ししようとする店員さんに、「あっ」と思ってもそのまま受け取ってしまうし、配達員は印鑑がないというと思わずペンを手渡ししてくれることも。
他人に配慮する優しい習慣は定着して、なかなか忘れられないのだなあと思います。
相手を気遣う習慣が相手への脅威になる、感染病というのはなんてたちが悪いのでしょう。
今は、うつさないための配慮が一番のマナー。触れない、近寄らない、声をかけない。
これからこのウィルスが落ち着いたとしても、マナーは変わっていくでしょう。
それでもいたわり合う気持ちだけは、なおさら忘れないようにしたいと思います。
マスクはしていても、目力で思いを伝えて、愛のある日々を過ごしましょう。
(YK)