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Columnコラム

あなたのハートに火をつけて~

2018年12月29日

 

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戌年も終わり。お疲れ様でした。

2018年は異なる業種の企業から営業系の社員の「社員の印象をよくしたい!」というご依頼が多くありました。

お話を伺うと、第一印象がよい、感じがいい、会社の雰囲気がよくなるような笑顔の社員を増やしたいというご要望です。

CAのように通路を歩いているだけでもにこやかで話しかけたくなる人、そんなイメージなのでしょう。

それには、どのような研修が効果的だと思いますか。

笑顔の練習?立ち居振る舞い?お辞儀の仕方?

皆さんも多かれ少なかれ、新入社員研修などでご経験あるでしょう。

あらためてやってみると、きちんとできている人は多いのです。

ただそれは研修の場では、という条件で日々の仕事においては実践出来ていないようです。

つまり定着していないということ?

忘れてしまうのでしょうか?

 

長年、研修をやっている経験から、そして自分自身が接客をしていた経験から、実は「感じがいい」人でいるためには、仕事の環境と関係性が何より大切であるとオモテナシズムの私たちは知っています。

 

明るく晴れ晴れとした気持ちで会社に行っても不機嫌な上司が一人いただけで笑顔は曇りませんか。

にっこり笑ったのに笑顔が返らなければ、次からは真顔になりませんか。

楽しくない仕事だったら、事務的になってしまいませんか。

 

そんなことはどなたもご存じですよね。

そのうえで、「どんな環境でもにこやかに感じよくあっていて欲しい。それがプロフェッショナルだ」と思いがちな私たち。

そうかも知れません。

しかし、ここが重要です。

そうだとすればプロフェッショナルは、自分で自分の心に火をつける努力をしているのです。

 

「自分の心に火をつける」これを発見させることが「感じの良い社員」や「業績をあげる社員」を作るために一番、早い方法なのです。

ハートに火をつける!どのような方法でしょう。

まずは「社員を承認すること」です。つまり「誉めてあげること」「良い点を見付けてあげること」「チャンスをあげること」

上司に承認されなてくても、日々お客様に感謝の言葉をもらったり、お客様の嬉しい顔を見る機会がある人たちは常に「感じがいい人」でいることが出来ます。

 

これもまた「なんだ。そんなこと、やっているよ」と言われそうです。「いや弊社は結構、関係がいいのでね。皆喜んで働いているし」というような声も聞こえてきます。

本当にそうですか。

周囲の人の笑顔はあなた自身の「感じの良さ」のバロメーター。

 

感じの良い社員を作るには、感じの良い上司になること。

そのために、相手に関心を持ち、承認を怠らないこと。

それはプライベートな関係でも同じです。

 

2019年もご機嫌な笑顔で過ごしたいと思います。

どうぞ良いお年を!

(YK)

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2 件のコメント

  • 田島 髙志 より:

    現在の会社に常勤監査役としてお世話になり1年が経過しました。会社が変わるだけで環境が大きく変わりますが、監査役は通常の業務はできないのでそれだけでも戸惑いがあり、どうすればこの会社の一員として認知してもらえるだろうか考えてきた1年でした。その一つが店舗臨店です。当社には数多くの店舗があるので、臨店には多くの時間を使いました。その中で、店長が社長や部長などの臨店では話題に出さないようなことも自分には話してくれることに気が付きました。その他、前勤務先銀行に依頼しコンプライアンスの研修会を主催しました。他にもありますが、ほんの少しだけ一般的な監査役以上のことができたかなと勝手に考えている年末です。引き続き参考になる話題をお願いいたします。

    • 川邊彌生 より:

      コメント頂きありがとうございます!監査役のお立場の方が店舗を回るというのは素晴らしいことですね。なかなか出来ないことだと思います。本社との距離が近く感じられたのではないでしょうか。コンプライアンスの研修以上に効果があったのではないでしょうか。本年もご活躍をお祈りしています。オモテナシズムも宜しくお願いいたします。

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