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Omotenacism for women女性のためのオモテナシズム

ビジョンが必要なのは今をイキイキ生きるため!

2021年6月6日

山下公園バラ

先日、もうすぐ企業勤務を卒業する外資系企業の女性部長さんにメールをすると、いよいよフィナーレを迎えるにあたり、プライベートも充実させ、そして最後まで責任を果たすべく楽しく過ごしているとのことでした。文面からイキイキとした様子が伝わってきました。それは、彼女が新しい生活へのビジョンと計画を具体的に持っているからでしょう。

 

またある私のクライアントの女性は、元々今の仕事に就く前にやりたいと思っていた仕事を実現させる計画を胸に抱いて、だからその実現までに今の仕事を活かすべく、ワクワク働いています。

そう、今の仕事を充実させるために、自分がこの先の夢を持っていることはとても大切です。ビジョンはモーチベーションの源泉になるのです。

 

実は、私自身もこの数年、この先が見えずにもやもやしていました。やりたいこと、やれることはもう全てやってきたし、それにこれから新たなことは面倒だし、、、、

しかし、コロナ禍のお陰で発想を転換することができ、次のチャレンジ目標が出来ました。するとどうでしょう。毎日、本当にうきうきと目が覚めるのです。

 

やりたいことはなくはないけど、やれっこないし、、、、どこかの通販化粧品の宣伝ではありませんが、もう私には無理、、、とあきらめていませんか。やれなくてもいいではありませんか。別に誰が笑うわけでもないし、自分の人生なのですから。

 

いえいえそもそも、やりたいことが分からない? これが一番やっかいです。今度、生まれ変わったら何をしたいですか?億万長者の妻になりたい?

 

億万長者といえばビル・ゲイツ夫妻が離婚しました。妻のメリンダ・ゲイツの著書を読みましたが、億万長者の妻は決して楽ではないようです。子供が生まれて当然のように専業主婦を予定していたら「じゃあ君はこれから何をしていくの?」と尋ねられたそうです。さすが、ビル・ゲイツです。

 

自分が何をしていきたいのか、独立した女性であればきちんと回答したいものです。どんな仕事をしていきたいのか、どのようなことを結果としてもたらせたいのか。だって、何をしたいのか分からないような人は魅力的だと思いますか。

 

ビジョンなどという難しい言葉でなくても、夢は生きるうえで大切なのです。失敗してもいい、方向転換は何度でもできます。今を充実させるために楽しく生きるために未来を考えましょう。

(YK)

 

参考図書

「いま翔び立つとき」 メリンダ・ゲイツ著 光文社

「仕事に活きる 禅の言葉」  島津清彦著  サンマーク出版