logo

Columnコラム

来て下さってありがとう ~コンベンション後に~

2016年10月18日

%e3%81%8a%e5%9c%9f%e7%94%a3他人が自分のために時間を使ってくれることってすごいことですよね。

日頃、十分感謝しているかしら、と感じたことが最近ありました。

 

さる10月8日、コーチングコンベンションを講演者として

そして主催メンバーの一人として開催しました。

無料で行ったコンベンションは、コーチングを一緒に勉強した仲間が

その成果の発表し、コーチングを通して感じる思いを伝える機会として

企画し2回目となります。

たくさんの方に来て欲しい。

この想いは何なのでしょう。

 

自分たちの話を聴いて欲しいし、大勢の人と繋がれれば楽しい、

という動機でしょう。

目立ちたいとか、ましてや名前を売りたいなどという営業的要素はありません。

コーチングをしようなどという人達は、人が好きなのです。

そして私たちの想いは通じて80名近い方が集まって下さいました。

多くが主催メンバーの知人でしたが、

なかにはネットで調べて遠方から新幹線で

お越し頂いた方もいました。

来て下さる方の多くの顔が見えていたので、

いい加減には出来ないという気持ちで

真剣に準備はしていましたが

終了後、あらためて写真を眺めながら、

これだけの人達が自分の時間を費やして集まってくれたことに

なんだか感動しました。

 

忙しい現代人にとって、時間は貴重です。

お金を払っても時間が欲しい、という人はたくさんいるはずです。

それなのに足を運んでくれる、それぞれに動機やきっかけはあるでしょうが

本当にありがたいことです。

ちゃんと何かを持って帰っていただけたでしょうか。

あるラグジュアリーブランドで

販売員に、お買い上げいただかないお客様でも必ず手ぶらで返さないように、

と指導しているところがあります。

商品でなければ何をお持ち帰りいただくのでしょう。

それは、お店の印象であったり、販売員との会話の想い出であったり

心に残るもののことを指しています。

 

今回のコンベンションでは何かお持ち帰りいただけたかどうか

不安に感じていたのですが、多くの方が

感想やフィードバックを伝えてくれました。

これこそありがたい「おもてなし返し」。

プラスの感想は、モーチベーションもがあがるし、

辛口のコメントは貴重な参考意見です。

 

考えてみれば、私たちは気楽に人に物を頼んだり聞いたり相談したり、

何かをお願いをしています。

そして多くの人が喜んで自分の時間を使ってくれます。

自分のために使ってくれた時間に対して時間泥棒にならないように

何かきっとお土産が渡せるように、

どんな時でも心に留めておきたいとあらためて思っています。

感謝!

(YK)