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Omotenacism for women女性のためのオモテナシズム

勉強好きは良いけれど~女性の活躍を阻む習慣③➃⑤~

2018年12月12日

㉒女性girl-2618562女性は勉強が好きです。

そして資格を取るのが好きですね。私の周囲にもたくさん資格を取って、もう十分プロフェッショナルなのにさらに資格に挑戦する女性ががくさんいます。

また新しい仕事に取り組むとなると、まず、専門知識がないことを心配して勉強から入ろうとします。

 

そもそも子供の頃から、男の子と女の子では成績が良いのは女の子です。偏差値が高いのも女子の多い学部で、だから昨今の医学部では不正を行って男女比を調整していたのでしょう。

一つの理由として、女の子は真面目に取り組んでいると「おりこうさん」とほめられますが、男の子は少しやんちゃな「いたずら坊主」のほうが可愛がられたりするのも影響しているのかも知れません。

 

女性の活躍を阻む習慣の③から⑤はここに影響します。

③ 専門知識を重視しすぎる

➃ 人との関係を活用しない

⑤ コネクション作りをしない

 

女性がビジネスで自信がないときにあげる理由に「専門知識が乏しい」「経験がない」。

新しい仕事を与えられたり、異なる職場に異動するとまず、「業務をひととおり覚えよう」とします。

そうしないと不安でたまらないのです。ちゃんとした仕事をしたい、馬鹿にされたくない、それは前向きで真面目な思いから生まれています。

一方、男性は仕事を上手く進めていくためには、人との繋がりが重要だと捉えます。その組織で影響力のある人は誰なのか、どういう関係を築いておくと自分が有利になるのか、まずは関係を作るところから始めます。

 

実は男性より女性の方が、深く人と付き合うことが得意です。知らないうちに顧客企業の担当者と良い関係を結んで家族のことや趣味に至るまで個人情報を持っているのは女性です。

しかし、女性はその関係性を個人的なものに留めようとします。仕事と関係ない場で良い関係を結んだのに、それを仕事のためだったと思われたくない、利用したと思われたくない、と考えるからです。

政治的な動きはしたくない、という想いもあります。

男性は、学校の後輩や先輩、あらゆる人脈を利用することを悪いとは思っていません。なぜなら、自分も彼らに返す気持ちを持っているからです。

一方、女性はしてもらったことと、自分がビジネスで下す判断とは別にしたい、何かをしてもらったからその人をひいきにするなんて正しい判断ではない、と考えます。

あくまでフェアでありたい、と女性は潔癖症です。

また、自分に自信がない女性は「私には返せるものがないからお願いも出来ない」と頭から自分を過少評価して返す努力をしようとしません。

人と人を繋ぐことは、本当は女性がもっとも得意とすることなのですが。

 

いつまでも勉強し続けても、自分が思う完璧な知識など手には入らない。

ビジネスは、「知識」以外に「コネクション」「影響力」「地位」で動くことに女性は理解したいですね。

(YK)

 

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努力はいつか報われる?~女性の活躍を阻む習慣①②~

2018年11月30日

女性の活躍を推進するためには、女性と男性の物の捉え方や味方の違いを理解することが必要です。「女性の活躍を阻む12の習慣(性向)」をご紹介します。

 

With MSG

マーシャル・ゴールドスミス博士と

習慣①【自分の成果を主張しない】

女性の皆さんは仕事で何か誉められたとき、どのような反応を返しているでしょうか。

「そんなまだまだお誉めにあずかるような出来ではありません」「●●さんのご指導のおかげです」「いえいえ、私一人ではなくチームの協力があったからです」このような返答をしていませんか。

または昇進の機会や就職の面接でまだチャレンジしたことのないことを「〇〇は出来ますか」と聞かれたとき、何と答えていますか。

「いえ、自信はありませんが、、、、(なんとかやってみます)」「えー、私で大丈夫でしょうか」「ご迷惑かけないように頑張ります」このように懸念を示してはいませんか。

謙虚に答えがちなのは、日本の女性だけに限らないようです。女性はとかく、相手との関係性を大切にします。そこで自分ひとりの成果を主張することを<はしたない>と考える傾向があるようです。「自分のことばかり自慢していると見られるくらいなら、努力を気づいてもらわなくてもいい」と思う人もいるでしょう。というのも、自分を主張しすぎると他の女性たちからも白い目で見られる、嫌われることを分かっているからです。

 

では男性はどうかというと、誉められれば「ありがとうございます」と返し、次のチャンス(昇進や昇給)を暗黙のうちに示唆することをしています。もちろん全ての男性がそうというわけではありませんが、出来る男性はきちんと約束を取ることを忘れません。

また「出来るか?」と尋ねられたことに対しては、やったことがなくても「〇〇の経験があるので任せてください」と伝える人が大半です。男性にとって「出来ない」と弱さを見せることは恥ずかしいことなのです。

 

こうしたケースを上司や顧客の立場から見てください。せっかく誉めているのに「いえチームのおかげです」と言われれば「チーム全員が良かったんだな」と受け取られて本人の功績は薄れてしまいます。もしかすると「まだお誉めにあずかるような出来ではない」というのは本心かも知れませんが、それは自分の基準が高いのであって(女性は完璧主義)、相手が誉めてくれているのだから、良い出来だったはずなのです。

また、依頼者の立場からすれば、本人の実力が分からない段階で「自信がない」と言う人より「任せてください」と言ってくれる人のほうが、安心できるし信頼できます。

そして女性は「迷惑をかけたくない」という気持ちが強いので、懸念や心配を男性より多く表現しがちです。

 

必要以上な謙遜や謙虚は、良いチームを作ることには役立ちますが、自分を認めてもらうためにはプラスにはならないのです。

「ありがとうございます」胸を張って答えましょう!

 

習慣②【自分が「やったことに」はいつかは誰かが気づいてくれて報われるだろう】

 

とはいえ、女性は「良い仕事をしていればきっといつかは認めてもらえて報われる日が来るだろう」と信じる傾向があります。あなたにとって仕事で<報われる>とは何を意味していますか。私はクライアントからよく「必ずしも昇進や昇給ではない、皆の役にたてば」という回答を聞きます。

しかし本当にそうでしょうか。自分の将来。やりたいことや理想とする組織の姿を描いたことがありますか。自分が目指していることを自分自身に確認してみてください。それが明解でないと<報われる>基準も分かりませんね。

 

「一生懸命働いていればそれは尽くしている証拠」そう考える傾向は、個人の人間関係にも言えるかも知れません。

では、ある日、同じように肩を並べて働いている同僚が昇進して、自分は昇進しなかったらどう思うでしょう。がっかりしませんか。やる気を失いませんか。そう、自分のやっていることはPRしないと気付いてはくれないのです。

あなたの会社のどんなに素晴らしい商品でもマーケティングをしてPRしなければ売れないでしょう。

 

自分が何を目指しいているのか、どのような貢献をしているのか、いつ聞かれても明確に答えられる準備を常にしておくこと、それは結局、組織のなかで安心を与え信頼を勝ち取ることに繋がります。関係性を重んじる女性の働きがいも満たせるでしょう。

 

*参考図書「HOW  WOMEN RISE」Sally Helgesen, Marshall Goldsmith 著

(YK)

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貸し借りの関係が苦手な女性

2018年10月21日

ネットワークよく時代劇に出てくる男性同志の会話があります。

お代官様「越前屋、おぬしも悪よのう~」出入り商人「お代官様こそ」両者「うっしっし(笑)」

 

両者が両者の関係を上手に利用して、利益を得るために手段を選ばないというシーンですが、悪事は働かないにしても今の時代でも男性同士には見られるシーンではないでしょうか。

女性は、いくら利益が得られても自分の目標が達成できるとしても、他人を利用して上手くやることを潔くないとする人が多いのではないでしょうか。

 

一般的に女性は良い人間関係を築くことが得意です。同僚や他部署の人たち、そして会社に関わるパートナー企業の担当者や顧客企業の人たちとも良好な関係を作ってくれるので助かると、管理職の男性からよく聞こえてくる女性評です。

しかし、一方、女性は自分が必要なときにそうした良好な関係を築いている人に助けを求めるのが不得意です。

独立して間もない頃、私は男性の経営者にアドバイスをされたことがありました。これまで仕事で関わってきた人の名刺をリストにして、一人一人を訪問して行きなさい、「独立しました」と挨拶をしていけば、知人の多いあなたのことだし、あなたのファンは仕事をくれるでしょう、と言われたのです。

確かに周囲の男性たちはそのような営業を当たり前に行い、ビジネスを拡大している人もいるようです。が、私自身は「とんでもない」そんなこれまでの人間関係を壊すようなことはとても出来ないと思いました。

これまで私を信頼してくれていたのに、そういう知人を「利用は出来ない」「そもそも見返りを求めて仲良くしていたわけではないのだから、そんなことをしたら関係が破たんしてしまう」私はそう考えました。

それに、もし先方が動いてくれたとしても「私はとてもお返し出来るようなものはない」とも思いました。

 

人間関係をはぐくむのが得意だが、活用するのは苦手な女性。

私のコーチングの師であるMarshall Goldsmith 博士と女性リーダーシップの専門家のSally Helgesen氏が最近出版した「How Women Rise」のなかで、これは多くの女性に見られる、女性の活躍を阻む習慣のひとつだと指摘されています。

 

男性は、人間関係は相互利益のもとに成り立つことを理解しています。たとえば、Aさんが良い品物を販売していたとして、それをBさんに誰かに売りたいので紹介して欲しいと相談したとします。そしてBさんの知人のCさんがその品物を購入したとします。

相談したAさんが女性であれば、「煩わしい」と思われたくないと思うので相談をためらいます。相談を受けたBさんが女性であれば、「そんなことで誰かを煩わせたくない」と思うかも知れません

しかし、よくよく考えてみれば、Bさんの紹介によってCさんはAさんから良い商品を得ることが出来るわけですし、もしかしたら紹介ということで安く購入することが出来るかも知れません。となると、BさんはAさんにもCさんにも喜ばれるわけです。

もし私たちがAさんだとして、自分の目標が正しいものだと信じているとしたら、遠慮せずに他の人を巻き込んでも良いのではないでしょうか。

 

女性が、自分の人間関係を仕事に活用することをためらうもうひとつの理由には、「誰かに「借り」を作ると返せない」という自信のなさがあるようです。

自分は返せる立場にはいないし、そんな財力も権力もない、という思いが「貸し借りなし」の関係でいたいという理由になっているのかも知れません。

しかし、本当に自分には返す力がないのか、振り返ってみてください。立場ではなく財力でもなく、良好な関係を築けている相手に役立てる情報やコネクションがありませんか。また、彼・彼女を助けることにつながるあなたに起こせる行動がありませんか。自分の力を小さいと思ってしまっていると、相手が必要としていることが見えていない場合があります。

もらうだけの立場であったら、そもそも良好な関係も築けていないはずです。しっかりと返して行きたいものです。

 

そして最悪なのが、「借り」たことに気づいていないというケースです。

お膳だてしてもらっていることにちゃんと気づいていますか。自分はその立場ではないから、してもらって当然と思っていませんか。

女性はときに「ちゃっかり」が上手ですが、いつまでも可愛がられる若い女性ではありません。

男性同士は「貸し借り」の帳簿は厳しくつけています。

返してもらえないから、と言って文句は言わないけれど、黙って去るのみです。

 

自分の成功は、一人で戦っても得られるものは少ない。まして大きな組織いおいては、一人の力は小さいのです。

だからこそ築いた人間関係は上手に活用し、また活用してもらえる人、お願いをしてもらえる人でいたいものです。

(YK)

参考: HOW WOMAN RISE   by Sally Helgesen, Marshall Goldsmith

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女性客は面倒?

2018年9月3日

JALドリンクこのコラムを読んでくださっている女性は、年齢も職業も住んでいらっしゃる場所も家族構成も異なります。

その方たちに「女性」というだけで同じメッセージ発信は通用しないよね、と思いながら恐る恐る、それでも私の好きなこと信じることを毎回書いています。

実際、女性は多様性に富んでいて、好きなこと、嫌いなこと、が明確で、容易に妥協をしません。そして、彼女たちが望んでいることは一律ではありません。きっと男性から見るとかなり面倒でしょう。

 

そこで、その昔、私がCAだった頃に観察していたことをちょっと披露します。

【その1】 日本人の女性3人連れのお客様(ABC)の場合。

私「何をお飲みになりますか?」とまず窓側の女性に聞きます。

A「えーと、何があるんですか?」

私「オレンジジュース、コーラ、ウーロン茶、白ワイン、赤ワイン・・・」と並べたてます。

しばらく考えてからAは「えーどうしよう。じゃあ、ウーロン茶」。

私はにっこりほほえみ「かしこまりました。お客様は何になさいますか?」と隣の女性に尋ねます。

B「何があるんですか?」またかと私は少しうんざりしながら「オレンジジュース、コーラ・・・」と繰り返します。

B「うーん、じゃあ私はワインください」

私(一度で言ってよ)「赤白どちらが宜しいですか?」とむっとしながらも顔はにっこり尋ねます。

B「白!」。私「かしこまりました」やっと決まったと思って用意しているとB「あ、やっぱり私もウーロン茶!」

私(さらにむっとして)「かしこまりました。お客様は?」とそれでもにっこり最後に通路側の女性に尋ねます。

C「私、クランベリージュース!」(そんなの言っていません!)

で、ここからまた同じ会話が繰り返されます。

 

【その2】日本人男性3人(EFG)の場合

私「お飲み物は何になさいますか?」

E「ビール」

私「ライオンとユウヒがございますが?」

E「じゃライオン」

私(にっこり微笑んで隣に)「お客様は?」

F「ビール。あ、僕はユウヒね」私「かしこまりました」

私(その隣ににっこり)「お客様は?」

G「僕もユウヒ」私「申し訳ございません。ユウヒはきれてしまいました」

G「あ、べつにビールならなんでもいいよ」

 

皆さんがCAだったらどちらが好ましいお客様ですか。私は、残念ながら日本人の女性客は面倒でした。日本人の男性はたいていシンプル。

一方、外国人となると最初から男性も女性も飲みたい物は明確に決まっています。何を飲むか聞かれればすぐに「ジントニック氷なしでレモンを入れてね」というように細かい注文があるのです。日本人であることを誇りに思う私ですが、このシーンになると日本人はなんだか冴えない人たちだなあ、とちょっと残念に思ったものです。

 

ところで、このところ新聞には「女性の再就職のための教育を政府が支援する」だとか「大学でも女性にキャリア教育をしよう」だとか記事が載っています。

「そこですか?対策は?」と感じるのは私だけでしょうか。

そもそも働いていない期間が空いてしまって仕事の調子がすぐに戻らないのは女性に限った話ではないはずです。それに、いちいち男性は大学でキャリア教育を受けているのでしょうか。

女性が仕事に復帰しても活躍しにくい状況があるとしたら、それは女性の側の問題ではなく、それぞれが異なる状況と価値観を持っているのに受け入れる側が柔軟性に乏しいというところにあるのではないでしょうか。これは、制度や子育ての支援体制を言っているのではなく、マインドの話です。

再就職の動機も、働く目的も、モーチベーションも将来設計もそして能力も、それぞれ異なる女性は、それぞれのニーズを汲もうとすればするほど取扱いは面倒です。

男性のように「右に倣え」で「はい」と一斉に返事は返りません。

どうしたら男性のように一括りにして組織で動いてもらえるのか、そう考えて日本の企業は苦労しているのかも知れません。

では、無言で整列出来る男性が成果を上げているのかというと、全員が全員そうではないはずです。男性だって異なる価値観を持っているはずです。ただ彼らは、組織では従うものだというルールは守ります。だから、組織の秩序を乱さない限り、善きに計らわれているのかも知れません。

一方、女性は嫌なものには、しっかりと抵抗します。声に出さずとも無言で不満を表現します。

 

というようなことを考えていて、冒頭の機内でのドリンクサービスを思い出しました。

どんな場所でも自分の望むものを納得して手に入れたい女性。では、欲しいものが明確になっているかというと、他人に提示されないと見つけられないようです。そして選択している間に他の人の時間を使っているということにも気づいていません。

一方、男性は無難な誰もが与えられるものでとりあえずは満足します。もちろん、とことん追求する男性もいますが、小さなことであればこだわりは捨てられます。しかし、発見はないかも知れません。

 

さて、夏の暑さも一段落、少し他人から見て自分の面倒な部分を考えてみてはいかがでしょうか。

扱いやすくなれと言っているのでは決してありません。ベストなチョイスをいつも自ら発言出来ると、より人生という飛行もスムーズになるでしょう。

(YK)

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自分に反論しよう!

2018年8月3日

圭子ちゃんセミナー日、長年の友人であるサイコセラピスト(臨床心理士)の友人をゲスト講師に招き「女性のための思考のほぐし方」というワークショップを行いました。

事前に参加者には彼女の開発した心理検査を受けてもらいました。

私の結果は「良いことをなかったことにしてしまう」「全部私が悪い」と考える傾向があると出ました。

あー確かに。

反省をしすぎて、振り返りをしすぎて、「あれもダメだった、これもダメだった」その結果「私の準備不足だった」「私があんなこと言ったから」と自分を責め立ててしまう傾向があるそうなのです。おおいに思いあたる節があります。

女性が頭のなかで、ぐるぐると物事を考えては後悔する傾向があることはこのコラムで何度か書いて来ました。

過ぎてしまったことなのに、考えてしまう。そして原因は全て私にある。だからもっともっと努力しなくては・・・この繰り返しです。

 

会社員だった頃の私は、職場において、その傾向は日々発揮され、責任感が強いというようにポジティブな言葉で自分自身を肯定していました。だから反省していない他人を見ると「まったく、もっと反省すればいいのに」「そもそもあの人のせいで上手くいかなかったのに本人は気にもせずおめでたい」というように思っていました。特に男性は過ぎたことは忘れて、あっけらかんと次の事を考えていたりするので、苛立たしい想いをしたものでした。

 

それに拍車をかけるのが、私の場合「自分は論理的ではないかも」という不安です。

ビジネスの世界では、とかく背景や理由を明確にすることが問われます。「なんとなくそう思ったから」「勘が働いたから」では済まされません。自分の意見や提案を行う際には裏付けされた事実が必要です。そこで、「原因と結果」について常に私はあれこれ推理をめぐらせ、挙句の果てに、大反省となってしまう傾向がありました。

そもそも「人間は物事の因果を考える」動物だそうです。「こうなるとああなる」と思考し最良の選択をすることで発展してきたのです。*

だから、多かれ少なかれ必要な内省ではあるのでしょうが、度が過ぎると苦しくなります。

 

サイコセラピストの講師は、セミナーの中で改善のヒントをくれました。

「それは事実ですか?」

イライラ、ムカムカ、したり反省をしすぎて自分を責めているときに自分に反論しなさいと言うのです。

実は、この方法は彼女が以前に私に教えてくれたことでもあり、既に実施しているのですがかなり効果があがります。

友達の音信普通に「私があんなこと言ったから怒っているんだ」とくよくよしていても、それは私が想像しているだけ。もしかしたら彼女は忙しいだけなのかも知れません。

仕事においてもありがちです。

そもそも反省していないように見える相手に腹を立てるのだって、相手が反省していないかどうか、これも私の勝手な想像でしかありません。

 

「プロジェクトから外されたのは、この前の失敗が原因に違いない。出来ないヤツだと部長に思われたに違いない」そう考えて悩んでいても、それは冷静になれば自分の生み出した妄想でしかありません。

私も部下にそのような怒りをぶつけられたことがありました。

「そんなことありませんよ。もっとあなたの力が活きるプロジェクトに参加してもらうつもりです」と言っても「いえ、前回の私のパフォーマンスを部長がお気に召さなかったことは承知しています」と自分の思い込みに固執して聞いてくれません。この人の不幸は自分で作っている、と考えたことを思い出します。

 

そういえば、20代の頃、このセラピストの友人とヨーロッパに旅行をしたときのこと。ヒースロー空港が霧で着陸できず、ロンドンへ着くはずの飛行機がマンチェスターに着いてしまったことがありました。マンチェスターからロンドンまでバスで輸送されるとか、飛行機を乗り換えるとか、あれこれ機内で対策を説明を受けました。そのとき、怒るお客様たちを前に一人のCAが「あー、全部私が悪いんです。そうそうお天気が悪いのも飛行機が遅れるのもぜーんぶ私のせい」と叫んでいるのに苦笑したものです。

CAのせいであるわけがなく、しかし、人は何か起こると原因を追究して誰かのせいにせずにはいられなくなるのですね。

 

酷暑の夏、心はせめて清々しく過ごすために、妄想に捉われない問いかけを行いましょう。

暑いのは誰のせいでもなく、暑くていらいらするのは自分の心の持ち方のせい・・・・・あ、また自分のせいにしてしまった(笑)

(YK)

*参考

「知っているつもり 無知の科学」 スティーブン・スローマン&フィリップファーンバック著 早川書房

「心の調整セラピストKEIKOが教える【運命を変える5秒ルール】 https://ameblo.jp/therapistk/entrylist.html

 

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起業家女性に見る本物の女子力

2018年7月6日

women_imgいつも主に企業で働く女性を念頭においてこのコラムは書いていますが、実際には私の周囲には自分一人でビジネスをしている女性が多くいます。

自分で事業を立ち上げている人もいれば、資格を保有して独立している人や個人事業主の形で何かを教えたりという人もいます。

私もその一人ですが、時折、周囲のそうした女性のことを考えていると、とても愛しく心強く感じます。

 

幸いなことに私の周囲には、業種は異なっていても、課題を共有したり知恵を求めたり、励ましあったり、積極的に自分の課題を開示したりする女性起業家たちが多くいてくれます。

新しく商品を開発した、顧客開拓をしたい、広告媒体に悩んでいる、などなど課題はことなりますが、共通するのは自分のビジネスに熱い想いを持っているということです。

そして、これが大切なことなのですが、会社員と異なり、頑張らなくてはお給料が自然には入ってこないという強い危機感です。

自分のお給料だけではありません。スタッフや協力業者、税金はもちろん家賃やPCのメンテナンスまで毎月、必ず生じる支払をどう払っていくのか、日々、動き続けなければ心配が絶えないということです。

 

これは女性だけの問題ではなく、起業する人であれば共通することです。

しかし、起業した男性の多くは実際の苦労は分かりませんが、「ビジネスがうまく行っている」ように見せるプラスの表現をします。

それは「自信がない人のところにビジネスは来ない」という刷り込みがされているからだと思うのですが、女性ははったりは苦手です。

かくいう私自身がいい例で、上手くいっていないことを上手くいっているかのように見せることは苦手です。そのうえ、女性は謙虚ですから上手くい言っていてもついつい謙遜してしまいます。それではいけないと分かっていても、なかなか虚勢は張れません。

しかし、一方、虚勢は張れないけれど悩みを開示することは得意なので、他人から良いアドバイスやご縁を頂くことは多くあります。

そしてまた「好奇心旺盛におせっかい」をやいてくれる女友達が周囲に多くいることは、幸運だと思っています。

 

知人女性の一人に、他人の必要としていることを聞き取ると、自分とは関係ないことなのにその課題解決に役立つ人やことを紹介しようと懸命に考え動く、経営者女性がいます。

また、ある女友達は私について問い合わせをされたときに「もう最上級に褒めておいたから」と応援してくれます。

またある知人女性は、他の人が何かを必要としていると察知すると頼まれてもいないのに、極力自分のネットワークの女性を紹介しています。

こうした女性たちは、自分が起業をして苦労をしているからこそ、友人知人の苦労が分かりそれに役立ちたいと「利他」の思いで動く女性です。

自分でビジネスをしていれば誰でも24時間忙しいけれど、その中で、何か他人にも回せることがないか、考える余裕のある人は成功する人ではないでしょうか。

自分ひとりが抜き出て成功すればよい、という競争の原理ではなく、皆で成功したい、この思いが女性の強みだと思います。

目の前の自分のことだけに没頭する、ことは大切です。自分の頭のハエも負えないのに、、と言われるかも知れません。

しかし、女性の特性は周囲に対して配慮出来る脳の働きにあります。だとすれば、女性同士が互いのビジネスを助け合えば、さらに豊かな社会になりそうです。

 

よく会社員の女性に「独立をしたと思っている」と相談を受けることがありますがたいていの場合、私は勧めません。

「本当に大変だから。会社員の比ではないから」というと、「優雅にやっているように見えますが」と言われるのですがとんでもない、24時間不安が絶えません。

しかし、同時に夢やアイデアも実現できる可能性も持っていて、それは楽しんでもいます。

実際、会社員をやめて頭痛と肩こりがなくなったことも事実です。

それは「誰かのために」「誰かに言われて」やることがなくなったからかも知れません。

自分のためにはもちろんですが、自分ひとりだけではなく、周囲のために、共に幸せになるために働くことこそ、本物の「女子力」だと思いませんか。

(YK)

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出来る女性のファッションは清・楽・艶

2018年5月31日

皆さん、日々、仕事へ来ていく服はどのように選んでいますか。悩みませんか。服選びを戦略的に考えていますか。西さんスタイリング

先日、スタイリストの先駆者であり現在もご活躍の西ゆり子さんをゲストにビジネスウーマンのための「イメージアップの技術」を開催しました。

西さんは、数々のドラマや映画のスタイリングで有名な方ですが(それ以外にもたくさんご活躍ですが)少し前に女性の間でヒットしたNHKドラマの「セカンドバージン」の鈴木京香演じるキャリアウーマンのスタイリングをなさっています。

今回は、そのドラマの鈴木京香さんの衣装選びを例に、ビジネスのシーンでの着こなしのポイントを伺い、その後、具体的にビジネスシーンで何を着たら良いかご指導いただきました。

 

西さんが強調されたポイントは3つ。

「清」まず洋服はきちんと着る。清潔であること。ボタンが取れたままにしない、服にはアイロンをかける、連日同じ服を着ない。

「楽」仕事をしているからと言って楽しくないのはダメ。一日何時間も過ごす時間なのだから、自分が楽しい服を着る。とはいえ、色々とビジネスでは制約もある場合には、ひとつだけ自分が気分が上がるようなものを身に付ける。お気に入りのアクセサリーをつけたり、好きな色を選んだりして気持ちを上げる工夫をする。

「艶」女性であるということを忘れない。コンサバが基本でありながら、女性らしさをどこかに出す。そして、自分のきれいなところ(自信のあるところ)は見せ、きれいでないところは隠す!(笑)

もう恋愛はしません、というような宣言をした服装はダメという言葉には笑いました。

 

以上を踏まえて、自分のポリシーを決めるとその人らしさが出るそうです。

私はいつもスカートしか履かない、とか常にノースリーブにジャケット、とかいうような方針を持つとその人らしさが見えてくるそうです。

服が毎回、違うイメージだと、その人の個性や生き方が伝わらないのでしょうね。

前述のドラマの中で、いつもスカートの主人公が一度だけパンツスーツのシーンがありました。それは主人公が女性の上司を怒らせお詫びに行くシーンでした。

相手が女性の場合、「艶」は消す、という法則で選ばれたスタイルだそうです。TPOだけではなく、さらに相手がどのように自分を受け取るのか心理戦でもあるわけですね。

「相手を考えて戦略的に洋服を選ばなきゃだめなのよ」との言葉に納得でした。

 

もうひとつ頂いたアドバイスは「服は名刺。ワンランク上の服を思い切って着ること」

ユニクロならザラ、ザラならその上、というように一つ今より上の服を着ることで、上昇志向を演出する。

それは相手へのアピールのみならず、自分自身の覚悟を示すことだそうです。確かに良い物を着ていると思うと、自分の中に自信も沸いてきます。

どこへ行っても大丈夫という自信は、仕草や態度にも表れます。

そして、それを着こなす。

腕まくりをしたり、ボタンを開けたり、仕事をしますよ!と分かるスタイリングをする。西さん打ち合わせ

 

ファッションより大切なことはたくさんある、と考えるビジネスウーマンは多いでしょう。

ファッションよりお金をかけたいことは他にある、という方もいるでしょう。

でもね、人は見た目で判断されるのです。

第一印象は見た目が55%というメラビアンの法則はビジネスマナーで習った方は多いでしょう。

そして、「ほとんど瞬時に決まる第一印象はその後の中長期的な評価の正確な指標となる」*という調査結果もあるそうです。

だとすると、本気で仕事をしているなら、ビジネスで成功したいと考えるのであれば、おろそかには出来ません。

ワードローブ見直してみてはいかがでしょう。

(YK)

*参考図書: 「権力」を握る人の法則 ジェフリー・フェファー著 日本経済出版社

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あなたが謙虚すぎるなら

2018年5月7日

優先席例えばGWや週末に家族やパートナー、友達と食事へ出掛けたり、旅行をするという話になった場合、あなたはどこまで自分の希望を主張できますか。

 

私は交渉が苦手です。特に仕事においては苦労します。一応社長の身としては致命的だと思っています。

しかし、男性が中間に入ってくれるときはさほど問題はありません。というよりかなり自分自身で行った交渉より有利にことが運びます。私だけだとどうも下手に出てしまい、内心思っていた条件を言い出せないこともあります。これはなぜなのでしょうね。

やはり男性は説得力があるのだろう、私が交渉力が弱いのだろうと考えていました。

しかし、先日、女性から仕事の依頼を受けたとき「こんなことまでお願いしては悪いですよね、、、」とお客様なのに、こちらが対価として当然するべきことなのに、とても謙虚で遠慮がちな人に会い、あら、この人も私と同じタイプなのかしら、と苦笑いをしました。

 

ちょうど、そんなとき、カーネギーメロン大学の経済学者リンダ・パブコック氏の調査について本で読みました。

それによると、アメリカにおいてすら一般的に同レベルの学歴や能力の男女の場合、女性の給与のほうが男性と比較して低い傾向があるそうです。そしてその原因は、男性と女性にお金をもっと要求しようという意欲にかなりの違いがある、からだそうなのです。

日本においても男女の賃金格差は指摘されていて、その原因は職位や勤続年数の違いにあると言われていますから、要求の意欲だけでは語れないのかも知れません。

とはいえ、私が外資系企業に勤務していた時のことを考えると、確かに昇給交渉時、男性社員は明確な希望年収を伝えてくる人が多くいました。女性は「お任せしますが考慮してください」というようなオブラートに包んだ表現をする傾向はあったように思います。

確かに女性はお金に対する交渉は得意でないのかも知れません。

 

 

パブコック氏は、男女に同じ条件で、自分のために賃金交渉をさせる実験をしたそうです。男性被験者のほとんどが女性より良い条件を得ることが出来たそうです。

しかし、他人のための賃金交渉をさせた場合は、男性被験者も女性被験者も交渉の結果に差はなかったそうなのです。

つまり女性は自分のためのお願いごとが苦手だけれど、他人のためにはお願いごとが出来る傾向があるのです。

つまり「女性は控えめで優しいもの」という一般的な期待を裏切りたくないため、積極的な交渉が出来ない、しかし「女性は思いやりがあり他人を支援する」という期待があるので、他人のためのお願いごとには頑張る傾向がある、ということではないかとその調査結果は分析されています。

 

皆さんはいかがでしょうか。

そういえば、私のセミナーにいらっしゃる女性も「私のことは良いのだけれど、部下がかわいそうだから部下のためには主張する」というような意見をよく耳にします。

また、もうひとつ交渉がうまく行かない理由としては、「相手の立場や周囲のことを考えて自分が我慢する」ということもあげられます。会社の状況や同僚との比較をして「あの人も頑張っているのに私だけが要求しては申し訳ない」というようなケースもあるでしょう。

 

人間関係を重視する女性の特性です。

しかし、全体を考えたとき、自分(女性)の未来は次に続く人のために自分が作るのですから、自己犠牲だけではなく自分のこともきちんと主張し前例を作ることは大切です。

昨今、社会で騒がれている上司や取引先のセクハラも、年齢や経験を重ねると「まあ仕方ないか」と我慢しがちですが、それは大人の対応ではなく、後進を考えたときにはやはり言うべきことは言うことが未来への問題解決につながります。

 

何度もお伝えしていますが、男性はステップ思考。ステップ思考の人は、一つ一つ物事に対峙しその結果を自分の成果として主張出来るし、上手くいかない場合は状況が悪いと考え自分を責めることはしません。全体を網の目のように眺めて状況を察知するウェッブ思考の女性は、全体の関係性を配慮し物事を進めていきますが、少しでも気になる点をみつけると尻込みしてしまいます。

どちらも大切なことですが、あえて女性は少しだけステップ思考に傾いて、自分の成果を後ろめたくなく遠慮することなく主張してみましょう。

自分を優先することが、何より周囲の人のためになる!と思ってもいいでしょう。あなたが謙虚すぎるなら。

(YK)

 

参考図書:

GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代  アダム・クラント著 三笠書房

なぜ女は男のように自信が持てないのか   キャティー・ケイ&クレア・シップマン著 CCCメディアハウス

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時間は永遠に足りない!

2018年3月19日

砂時計あなたの日々の不安・不満・不足・不便は何ですか?

ある女性リーダ―研修で事前課題として訪ねてみました。多くの参加者があげたのが「時間が足りない」ということ。一人の参加者は「睡眠時間が少なくても働ける人になりたい」とぼやいていました。

私も同感です。しかし、時間は永遠に足りないのだと最近、私は気が付きました。

 

おそらく子育て中の人はきっと、子供が成長してくれたら時間が出来るのに、「あれもやろう」「これもやりたい」と思っていることでしょう。でもそんな日はきっと来ないのです。

私は昨年まで年老いた母と暮らしていました。母の食事を三食用意し、母の病院に付き添い、ヘルパーさんへの伝言ノートを細かく記入し、もちろん仕事もし、ビジネススクールで勉強もし、人付き合いも適当にはし、それでも全然自分では満足できない日々やり残していることばかり。母の世話がなければきっと仕事に専念できるし、読みたい本ももっと読めるだろう、旅行にも行けるだろうと思っていたのです。

しかし、母が亡くなって一人の生活になり、ではサクサクと事が進むようになったかというとそうでもないのです。

 

その理由① 新たに「やるべきこと」が入り込んで来た

これまで多くのことを母を言い訳にしてやらないでいたことが、あらたに「やるべきこと」としてが私の「TO DO LIST」にすんなり入り込んでいました。これは想定外。そして、やれる時間が増えたことで私の中の「やりたい」ことも増加してしまって、結局時間は増えていません。

女性のビジョンメイキングセミナーで良くあることですが、ビジョンが明確になりでは明日か実行するとなるとほとんどの人にとって「TO DO LIST」は増えてしまいます。

ビジョンを作ると前向きになって「盛りがち」になります。実は本当にビジョンが明確になる(大切なことが明確になる)と同時にいらないことは捨てる勇気が必要なのです。女性は一度にいくつものタスクが出来る能力を持っているからこそ、やりたいことも増える一方なのですね。

 

 

その理由② 環境の変化によるモーチベーションの低下

実は忙しいと思っていたその原因こそが自分のモーチベーションの源泉であったということはありがちです。私にとっても母の介護が負担であると同時にその両立こそ自分の存在意義であったのかも知れません。そしてそれがモーチベーションの源泉であったりするのです。これは時間が解決する問題です。

しかし、後になって気が付く、実は大切なことは目の前にあったというのではもったいない。今、本当に自分にとって大切なことに向き合っていることを認識しておくことは重要です。

 

その理由③ 年齢による体力気力の低下

これは完全に想定外でした。気持ちは初めて就職した20代の頃からなんら変わらない意欲でいるつもりなのですが、なんだか動きも反応も思うようには行きません。多くの経験を経て、心は進化していきますが、頭と体は老化しています。アンバランスになっていくのです。

 

最近、日本の労働生産性が他の国と比較して低いことがよくテレビや新聞で議論になっています。平たく言えば、日本人は残業も多く仕事をしている時間が長い割には生み出している成果が少ないということです。

まさに私自身のこと!毎日、休む暇もなく忙しく動いているのは変わりないけれど、時間は加速しているのに自分は減速しているような気がします。これは誰にとっても危険なこと。なぜなら達成できなかったというリストを抱えているほどフラストレーションがたまることはないからです。

 

だからこそ「いつかやろう」「いつかやれるだろう」という思い込みは捨て、やりたいことはすぐ今始めてください。友人のサイコセラピストに毎晩、やれたことを数えるようにとアドバイスされました。やれなかったことを数えるよりやれたことを数えるのは、気分がいい。

そして、本当に大切でないことはやめましょう。

 

コーチングの神様と言われるマーシャル・ゴールドスミス博士は、毎晩、仕事と仕事以外の両方で一日の活動を振り返り二つの質問をすることを勧めています。

問1 その活動(今日時間を費やしたこと)はどのくらい将来に向けてメリットや意義があるのか?

問2 その活動(今日時間を費やしたこと)でどのくらい今日、満足したり幸せを感じたりできたか?

正解はなく、自分が何を大切に感じているかを確認していくと、いらないことが見えてくるでしょう。

 

いつやるの?今でしょ。

未来は今日の延長線上にあるということを忘れないで過ごしたいと思います。

(YK)

参考図書:コーチングの神様が教える「前向き思考」の見つけた方  マーシャル・ゴールドスミス著  日本経済新聞出版社

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愛がすべて

2018年2月17日

Love平昌オリンピックでフィギュアスケートの羽生結弦選手が2大会連続の金メダルを獲得しました。

怪我を克服しての快挙は彼の強い精神力と努力の賜物ですが、一番の源は羽生選手のフィギュアスケートへの愛ではないかと感じました。

自分が愛するフィギュアスケート、それを応援してくれる人々への愛。その愛にこたえるために絶対にあきらめない、ストイックに自分自身の技術を磨くことに専念し、試合では人並みならぬ集中力を出すことが出来るのではないでしょうか。

 

バレンタインデーの季節だからではありませんが、このところ全てのエネルギーの源は「愛」だと考えています。

一生懸命に頑張れるのも、辛いことがあっても我慢出来るのも、もっと良い仕事をしよう、結果を残そう、と思えるのは誰かへの、何かへの愛があるときに、さらに強くなるような気がします。

そう考えていると、先日参加した横浜市の女性のためのシンポジウムで林文子市長が冒頭のあいさつで「愛がすべてです」と言うではありませんか。

わー、やっぱり!と鳥肌が立ってしまいました。

 

しかし同時に林氏は「働いていてビジョンなど持ったことがなかった。いつも他人に『あなたやりなさい』と言われたことを、周囲の人に気を使いどうしたら喜んでもらえるだろうかということだけを考え、仕事は本当に辛かった」とも言います。

林氏は、高校を卒業し事務員として一般企業に入り、その後車のディーラー会社に入り営業に転じ、フォルクスワーゲン、BMW、ダイエーで社長、現在横浜市長として2期目を務めています。

その彼女が「自分の意思ではない役職を与えられて、男性ばかりの組織で他人に気を使い、ひたすら働きそれは苦しかった、楽しいことなどなかった」と言うのです。

「愛がすべて」という言葉の裏には、それをやり抜くことが出来たのは「愛」の力があったことを実感しているからなのでしょう。

誰か特別に愛する人がいたという意味ではありません。誰かの愛に支えられていたということでもないでしょう。自分の選んだ仕事への愛、一緒に働く人たちへの愛、お客様への愛、そして自分を支えてくれる家族や友人への愛。それにこたえる気持ちがあれば、くじける訳にはいかない、そういう意味だと私は受け取りました。

 

林氏は、車の営業ウーマンとして抜群の「おもてなし力」で成績をあげて、社長にまで上り詰めた人です。その彼女が「ビジョンなど持ったことがなかった」という言葉にも私は驚きました。

彼女は、最初から上を目指して積極的なリーダーシップを執る人ではなく、むしろフォロワーシップにたけた人だったのでしょう。

 

フォロワーシップとは、上位にいる人(リーダー)を支援するために何をしたらよいか自分自身で考え、組織の目標に貢献するために主体的に動くことを意味します。

「自分が、自分が」ではなくまた「上司の指示待ち」でもなく、組織の目標が何かを考えて周囲を支え行動する人です。

考えてみると、この「フォローシップ」を実践している女性は昔から組織に多いように思います。

そしてフォロワーシップを発揮するのに必要なのは、やはり「愛」だと思うのです。

 

そうは言っても上司は愛せない。という声が聞こえて来そうです。何も仕事において上司をそのまま、まるごと愛する必要はないのです。

自分が仕事を愛しているのであれば、それを共に目的へ向かって進めていく相手と捉えれば同志としての「愛」を持てるのではないでしょうか。

そして職場への愛、同僚への愛は女性には強くある人が多いでしょう。

もし、自分の仕事も愛せない、という人がいたらそれは残念です。仕事に対して失礼です。なぜなら自分の生活を支えてくれているのは「仕事」だからです。

 

林市長は、日々職務に忙殺され風邪をひいても休むことも出来ない、それでも現在は市長として「これがやりたい」と考えたことを周囲の男性職員が「話を聴いて自分の指示で動いてくれる」ことに今ようやく「ストレスのない幸福」を感じているそうです。

それを林市長は「女性活躍推進の政策に取り入れられ女性を組織が認めてくれるようになったから」(政治家的発言だとも思いましたが)と言っていました。が、私はそうではなく、政治家としてビジョンを持ち実行できる立場に立っているからだと思います。

 

今回、70代の林氏から感じたことは様々な経験を経た女性の包容力でした。まさに、自分のあとへ続く女性たちへの「愛」を感じました。

美しく年老いていくことはどの女性にとっても永遠のテーマですが、「愛」はまさにその源になるのではないでしょうか。

(YK)

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